当所協賛の2012年度知的財産ビジネス会議（IPBC）参加レポート
2012年度の「知的財産ビジネス会議」（Intellectual Property Business Congress, IPBC）は2012年12月2日から4日までJWマリオットホテル北京において開催されました。
あらゆる業界の現状から見れば、新規発明の創作並びに保護はビジネス目標を達成させる第一歩であり、知的財産の価値創造こそ本当の挑戦といえます。IPBCの目的は知的財産業務及び価値創作において最善の方法を探ることにあります。ただ知的財産の価値創作は政策、方針の決定者はもちろんのこと、発明者、特許・法務及び財務専門職、市場・業務の専門家も係わってきます。業界も段々多面的な業務に関わり、全般的に知的財産を管理する上位管理職即ち知的財産最高責任者の重要性を認めてきました。この知的財産最高責任者の会社における任務に関する討論も此度の会議の重点の一つです。
会議の初日、当所のパートナーの陳瑞媛氏は協賛者代表として異なる産業分野の代表者を招き、知的財産最高責任者と知的財産法律顧問の相違点及び知的財産最高責任者が効率的に知的財産価値創作を行うことができる理由に関する座談会を主催しました。会議はパネルディスカッション形式で行われ、Kasim Alfalahi氏（スウェーデン商Ericsson社営業部門上席部長兼知的財産最高責任者）、William Coughlin氏（米商Ford Global Technologies社総裁兼最高経営責任者）、Horacio Gutierrez氏（米商Microsoft社本社副社長兼次席法務顧問）、Ruud Peters氏（オランダ商Philips Intellectual Property & Standards社最高経営責任者）及びAndrew Sant氏（米商Crown Packaging Technology社知的財産最高責任者）などの参加者の方々から有意義かつ実用的な意見が出されました。
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