「Forbes」
グローバルテックカンパニートップ
25社発表 Apple社は連続トップ、
2、3位はSamsungとMicrosoft
「Forbes」誌は2017年5月24日にグローバルテックカンパニートップ25社並びに<2017年グローバル上場会社トップ2000社>のリストを発表。その中、Apple社はグローバルテックカンパニーの第一位をキープし、同時に<2017グローバル上場会社トップ2000社>のリストの中に、第9位としてランキングされ、台湾と中国大陸では鴻海精密(Honhai Precision/Foxconn Technology)、台積電(TSMC)、騰迅(Tencent Technology)、百度(Baidu)4社がテックカンパニートップ25社に入り、その中鴻海(Honhai/Foxconn)は第9位に昇進し、台積電(TSMC)は去年の第10位から1位後退し、第11位になった。
グローバル上場会社トップ2000のリストはForbesが売上、収益、資産及び市場価値(Market Price)をベースに、グローバルの企業に対してランキングを付ける。その中、118社はテックカンパニーで、Forbesは更にその中から最も指標的グローバルテックカンパニー25社を選び、「The World’s Largest Technology Companies」と称する。その中、Apple社は7520億米ドルの市場価値でトップになり、2位と3位はSamsung社とMicrosoft社、そのグローバル上場会社のランキングはそれぞれ15位と19位。その後4位から10位までの順はGoogle(グローバル上場会社ランキング24位)、IBM(43位)、Intel(54位)、Cisco(58位)、Oracle(70位)、Honhai/Foxconn(98位)とFacebook(119位)。
注意すべきことはサムソン(Samsung)とHonhai/Foxconnはグローバルテックカンパニーのトップ10以内、アメリカでないアジアただ二つの企業であり、Honhai/Foxconnは海峡両岸唯一の企業、台積電(TSMC)は昨年の10位から1位後退し、11位に転落。Facebookは10位に取って代わる。但し、TSMCのグローバル上場会社ランキングは昨年の137位から127位に上昇。
中国大陸の企業については騰迅(Tencent Technology)及び百度(Baidu)二社が入選され、その中騰迅(Tencent)のグローバルテックカンパニーランキングも昨年の16位から12位に昇進、グローバル上場会社のランキングも201位から148位に上昇。これに対し、百度(Baidu)のランキングが昨年より後退し、それぞれ22位と392位である。
Forbes誌はさらにコメントしている。アメリカのテックカンパニーはアジアからの挑戦に直面しているがトップ2000の上場会社の中の118社のテックカンパニーの中、アメリカが49席も占め、また、テックカンパニーのトップ25社の中、15社もアメリカ企業であることは独占的態勢が変わらない。
このほか、中国大陸の電子商取引(E Commerce)の巨頭である阿里巴巴(Alibaba)はテックカンパニーに分類されず、小売業に分類されているがそのグローバル上場会社のランキングは昨年より上昇、174位から140位に上昇。
なお、華為(Huawei)はテックカンパニーではあるが上場会社でないため、ランキングのリストに入れられていない。
<Forbes>グローバルテックカンパニートップ10
|
社名
|
グローバルテックカンパニーランキング
|
グローバル上場会社
ランキング
|
Apple
|
1
|
9
|
Samsung
|
2
|
15
|
Microsoft
|
3
|
19
|
Google
|
4
|
24
|
IBM
|
5
|
43
|
Intel
|
6
|
54
|
Cisco
|
7
|
58
|
Oracle
|
8
|
70
|
Honhai(Foxconn)
|
9
|
98
|
Facebook
|
10
|
119
|
情報のソース:<Forbes>
|