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2016年
グローバル創造革新指数のランキング

資料のソース:http://www.wipo.org


 WIPO
(世界知的所有権機関)と米国Cornell University(コーネル大学)及びINSEAD(インシアード)は合同で2016年グローバル創造革新指数のランキングを下記の通り発表した。




 中国は開発途上の国ではあるが、初めて高度発展の経済体の行列に入った。過去
9年全世界100以上の国を調査した中、高度発達の経済体はグローバル創造革新指数(GII)の中、ずっと先導の地位に立ち、中国のパフォーマンスはその創造革新の絶え間なく完璧に仕上げていることを反映している。また改良されたGIIの創造革新の指標等方法上の考量を反映している。とはいえ、中国はやはり開発途上の国に属され、高度開発国家との間に依然「創造革新の大きな溝」がはっきりと存在している。政策決定者がだんだんと創造革新は一つの経済体が競争力を高める鍵であることを知りつつあるが、その認識レベルは一様でない。


 2009
年の経済危機以前、研究開発支出の毎年の増加速度は約7%、2016G11のデータの明らかにしたところ、グローバルの研究開発支出は2014年にただ4%増加しただけ。これは新興経済体の増加速度が緩く、高収入経済体の研究開発予算が緊縮した結果によるからである。しかし、創造革新は持続的な投資が必須で、創造革新の投資もまた経済の長期的発展を促進する鍵である故、いかに新しいカッテイングポイントを見つけてグローバルの創造革新によってもたらしたチャンスをうまく利用することは最も肝要な核心である。


 2016年にGIIのリードをしている国の中、日本、米国、英国及びドイツ4つの経済体は「創造革新の品質」の項目に抜きんでている。これは経営層の指標であり、審査する項目は高等教育のレベル、科学出版物及び国際特許の出願量。中国は創造革新の品質の項目でランキング第17位としては開発途上の国では突出した国である。フラジルとインドをリードしている。


 2016GIIのテーマは「グローバルの創造革新-勝利への道」。グローバルの創造革新ネットの展開による創造革新の活動の比例は絶えず上昇する状況を探究した結果、グローバル創造革新の収益は知識と人材の絶え間なく国境を超える流動によって更なる広汎な共同享受が得られることと指摘されている。グローバル企業の共同研究開発の協力の拡大はより今後経済の発展を促進することができる。従って、国の創造革新政策は国際的協力と知識の国境を超えた普及に寄与するべく、新しい国際管理構造もまた「技術の開発途上国へ広める。開発途上国への
普及を促進しなければならない。」


 次は地域から創造革新の状況を見る。


 上記創造革新の指数報告の核心部分はグローバル経済体の創造革新能力及び結果のランキングより構成され、30あまりの国際公私部門の指標に基づいて得られた82のデータ表でその中58のデータ表は信頼できるデータで、19のデータは総合指標で、5つはアンケート調査。透明そして複製できるコンピュータ計算方法を利用し、その中一つのランキングには10%の誤差がある。


 2016年グローバルの創造革新指数は二つの二級指数の平均値でもって計算された。この二つの二級指数はそれぞれ1.創造革新の投入。2.創造革新の産出。創造革新が二級指数に投入した衡量は創造革新活動を表現できる国家の経済的要素。5類に分けられる。(1)制度(2)人力資本及び研究(3)基礎施設(4)市場成熟度(5)商業成熟度。創造革新産出の二級指数は創造革新成果の実際証拠(6)知識及び技術産出(7)創意産出に分けられる。

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