「TW-SUPA審査作業プラン」が2012年9月1日より1年間延長
台湾知財局(TIPO)は2011年9月1日及び2012年5月1日よりそれぞれ米国特許商標局(USPTO)及び日本特許庁(JPO)と特許審査ハイウェイ(PPH)計画を実施している。台湾への特許出願の滞貨が多く、発明特許出願の審査待期間が比較的に長く、台湾知財局は特許庁間の審査作業の互いの効果と利益を高めるため、2012年3月1日より「特許審査ハイウェイの支援利用の審査作業プラン(TW-Support Using the PPH Agreement)」をスタートし、同プランは「TW-SUPAプラン」と略称する。
「TW-SUPAプラン」によると、若し出願人が台湾知財局(TIPO)を第一出願局(OFF)として一つの特許出願をした後、台湾知財局(TIPO)と特許審査ハイウェイ(PPH)を実施している外国の特許庁へ一つの外国対応出願を提出した場合、出願人はこのとき台湾知財局(TIPO)へ「TW-SUPAプラン」の適用を申請し、台湾への特許出願の審査を速めることができる。台湾への発明特許出願が一つ以上の請求項が台湾知財局(TIPO)から特許を与えられると審査されたときに、出願人はこの審査結果を台湾知財局(TIPO)とPPHを実施している外国特許庁へPPHの適用を申請し、外国における対応出願の加速審査を請求することができる。TW-SUPAプランは出願人のPPHの利用によって外国への特許の獲得に支援することができ、台湾知財局(TIPO)もまた検索結果及び審査結果の率先の提供で国際間の特許審査作業の分担に対して貢献する。
さらに「TW-SUPAプラン」の内容を完全にするため、台湾知財局(TIPO)は文字の修正をすると共に、2012年9月1日より試行期間一年間を延長することを公告した。 |