2012年 台湾の15商標が「厦門市著名商標」に認定
中国の商標は、「中国馳名商標」、「中国著名商標」、「中国知名商標」、「中国老字号」及び「中国名牌」の5つの等級に分かれている。台湾企業は中国で15万件の商標登録の出願をしており、そのうち10万件は既に登録されているものの、現時点において馳名商標に認定された企業は僅か23社しかない。その内訳は以下の通りである。
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中国で馳名商標に認定された台湾企業の商標一覧表
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番号
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認定時期
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商 標
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所有者
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商品／役務の分類および名称
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1
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2004-02-25
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捷安特
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巨大機械工業株式会社
（Giant）
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第12類：自転車
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2
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2004-11-13
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正新および図
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厦門正新ゴム工業有限会社
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第12類：タイヤ、インナーチューブ
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3
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2006-10-16
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哥弟GIRDEAR
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施複元
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第25類：衣類等
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4
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2006-10-16
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統一
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統一企業株式会社
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第30類：インスタント麺等
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5
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2006-10-16
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震旦
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上海震旦家具有限会社
(AURORA)
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第20類：オフィス家具等
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6
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2007-09-14
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名典および図MINGTIEN
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名典実業有限会社
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第43類：喫茶店、レストラン等
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7
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2007-09-14
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BENQ
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明基電通株式会社(BenQ）
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第9類：液晶ディスプレイ、スキャナー（資料処理機器）
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8
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2008-03-25
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旺旺
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宜蘭食品工業株式会社
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第30類：キャンディ、菓子等
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9
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2008-03-25
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宏碁ACER
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宏碁株式会社(Acer）
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第9類：コンピュータおよびその部品
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10
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2008-03-25
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自然美NATURAL BEAUTY
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自然美化粧品株式会社
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第42類：美容
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11
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2010-01-15
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金門高粱酒
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金門酒造実業株式会社
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第33類：高粱酒
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12
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2010-01-15
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桜花
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厦門正新ゴム工業有限会社
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第12類：タイヤ
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13
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2010-01-15
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慈済および図
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財団法人台湾省仏教慈済慈善事業基金会
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第36類：慈善のための募金等
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14
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2011-05-27
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宝島および図
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宝島眼鏡ビジネスコンサルティング有限会社
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第44類：眼鏡業
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15
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2011-05-27
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KENDA
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建泰ゴム(深圳)有限会社
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第12類：各種タイヤ、自動車用インナーチューブとタイヤ
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16
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2011-11-29
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旺仔
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宜蘭食品工業株式会社
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第29、30類：クッキー、キャンディ、米菓子、ゼリー、乳製品
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17
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2011-11-29
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桜花SAKURAおよび図
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桜花衛厨(中国)株式会社
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第11類：換気扇、電気湯沸器
台所用ガスコンロ
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18
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2011-11-29
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美利達MERIDAおよび図
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美利達工業株式会社
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第12類：自転車
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19
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2011-11-29
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南宝NANPAO
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南宝樹脂化学株式会社
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第2類：ぺンキ、塗料
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20
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2011-11-29
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克麗緹娜、
CHLITINA
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克緹知的財産権有限会社
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第3類：化粧品、エッセンシャルオイル、クレンジング
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21
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2011-11-29
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安拓ARROWおよび図
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寧波安拓実業有限会社
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第6類：ネジ、ナット、リベット
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22
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2012-04-27
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明基
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明基電通株式会社(BenQ）
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第9類：カラーディスプレイ、モノクロディスプレイ
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23
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2012-04-27
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永大
永大
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永大機電工業株式会社
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第7類：エレベーター
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資料元：知的財産局ウェブサイトhttp://www.tipo.gov.tw/
著名商標は認定基準の難度の高さと、満たさなければならない要件がある。つまり著名商標は各省が地元企業の商標に限り発行する認証であり、従って、台湾の商標は原則的に中国の著名商標の認定基準を満たしていないのだが、中国の海西経済特区には「先行先試」政策があり、台湾企業のために特例を設けた。台湾商業総会は厦門市工商行政管理局に対し、何度も協議と交渉を行った末、台湾企業の商標も中国の著名商標の認定を受けられるチャンスを獲得した。
2012年、厦門市政府は率先して上述の「先行先試」政策を実行し、台湾商標が厦門市の著名商標を申請することを許可した。これは、台湾商標にとってはじめての中国の省クラスブランド商標の認定獲得であり、いわば両岸の関係において初めて法令の枠を超えたことになる。今回厦門市の著名商標に認定された台湾企業は、大同、新東陽、美吾華、南亜、宜蘭食品、梵輔路、穂瑩美美、鄭福星、漁拓企業および耐斯企業等10社、15商標である。そのうち宜蘭食品は1社で6商標もの著名商標の認定を受けた。
2012年10月29日、厦門市工商行政管理局の陳海疆局長が訪台し、台湾商業総会の張平沼理事長と「厦門市著名商標」の認定を受けた台湾企業の認定証授与式を行った。 |