2013年度台湾特許出願の下げ幅が10年来最高
経済部知的財産局が2014年1月28日に発表した統計によれば、景気低迷の影響を受けて、2013年に国内外からの発明特許出願件数は共に下降し、特に内国人の出願は前年度に比べ、5.84％減り、下げ幅が10年来最大を記録し、注意に値する。
2013年に知財局が受理した特許出願は合計83,211件。前年度に比べ、2.2％下落し、主に発明、実用新案出願の減少によるせい。デザイン特許の出願は8.73％の成長を見せている。
発明特許について言えば、2013年に内国人の出願は21,730件に止まり、前年度に比べ5.84％減り、この下げ幅は最近10年来の最大を記録する。而して2013年度外国人の出願は27,488件で、2.22％の減少。日本、米国、韓国、中国大陸及びドイツが前5位、韓国がちょっと増えただけで、ほかは全部減少している。
統計によると、内国人の発明特許出願は、2003年度に始めて1万件を突破し、2005年度に2万件を越え、その後上げたり下げたりして、2009年、2012年に下落した現象を呈した。しかし、最近の10年来、2013年の5.84％の下げ幅が最大。
デザイン特許については2013年にアイコン（Icons）や部分特許もデザイン特許を出願することができたため、デザイン特許の出願量を大量的に増やせ、日本の1,428件をトップに、16.2％増し、米国は543件から795件に上昇し、46.4％増し、韓国も114件から321件に上昇し、182％と2.8倍も上昇し、台湾だけがわずか2.7％増し、米、日、韓のデザイン特許の布石の積極さが見られる。
このほか、知的財産局も同時に商標登録出願件数の統計を発表している。2013年度の出願受理件数は74,031件で、前年度に比べ、0.44％少し減り、外国人の出願件数のトップスリーは米国3,694件（-3.8％）、日本3,593件（-15.8％）、中国大陸2,830件（+11.2％）。 |