APAA 台湾部会の理事長に当所の蔡坤財氏が就任 2003年3月21日、連邦國際専利商標事務所の蔡坤財所長がアジア弁理士協会・台湾部会の理事長(President of Asian Patent Attorneys Association Taiwan Group, APAA Taiwan Group)に就任した。 APAAの本部は東京にあり、当協会の歴史は30年余りとなる。当協会は台湾の特許実務者(Patent Practitioner)にとって、現在唯一の国際的な専門家(professional)組織である。APAAは地域の会員グループから構成され、会員部会には日本、韓国、オーストラリア、インドなどアジア地域の17グループが含まれる。また、この協会は現在台湾が参加している国際組織において、Taiwan Groupの名称をいまだ有している専門的な協会でもある。 2003年度におけるAPAA 台湾部会の主な業務を次に述べる。 1. 2006年度APAA会員大会及び理事会の主催権をAPAA本部から獲得する。 2. 立法機関における「専利師法」草案の審議進行に注意するとともに、現在の専利代理人に対する行政機関及び試験機関の処置計画を注意深く見守る。そして本会会員が保有する業務執行資格を維持し、それが保有するべき権力を獲得する。 3. 経済部知的財産局が推進する知的財産権業務の電子化作業における、会員事務所業務に関連した変革に注意するとともに、必要な協力を与える。 4. 新たに公布された「専利法」改正案の施行事項に対して必要な意見を提供し、現在審議中の「商標法」改正案に注意し、知的財産権に関連した法案の最新状況を本会員に知らせる。